二つのフェロモン
以前、養老猛司さんの本で
人間には好意と真逆のフェロモンがあると知った。
誰かを引きつけるフェロモンとは別に
他人を遠ざけるフェロモンも
人間は無自覚に出すらしい。
電車やエレベーターの中で
人間が臭うというのは
体臭と同様なモノが分泌しているらしい。
だからか僕もそういった場所をさける。
他人のフェロモンも自分のフェロモンも
出来るだけ感じない、感じさせないよう
気を配る。
少なくとも自分の環境を
快適に過ごす知恵のようなモノ。
ときどきそのバランスが崩壊することもある。
最近読んだ"プロフェッショナル仕事の流儀 7"で
奥山清行さんと徳岡邦夫さんは
一見真逆な環境の中で
仕事をされていた事が印象的だった。
一方で衝突を繰り返し
その中から新しいモノをつくる現場。
他方で上下関係の厳しさがない楽しさの中で
伝統を守り、解体する現場。
その二つの共通項を考えると
少なくともその理由の一つに
真剣さ、真面目さの姿勢に繋がる事は
そんなに難しく考えなくても分かる。
しかし、それを知ってはいても
実生活において実行する事には
ある程度の修練が必要なようだ。
楽だけなら何時でも誰でも出来る。
キャッキャしてノリでこなすことは簡単だ。
ただその結果の完成度は非常に低いし
その過程から得られるものは
せいぜい、
「誰々はノリがイイよねぇ」
「こうすれば暇潰しが出来るなぁ」
ぐらいだろう。つまらない。
そういう現場からはサクサク逃げ出してしまいたい。
人間に2種類のフェロモンがあるのなら
人をお互いに引きつけるフェロモンが
漂う現場を見つけたいし作りたい。
嗜好や興味や関心ごとが違っても
そこに真面目な真剣さがあれば、
自分にとっても他人にとっても
快適な環境は作れると希望します。
どうしてレンタルと販売の違いであそこまで質が違うのでしょうか?
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