水が注さない
1週間ぶりのカイカイキキ・ギャラリーへ。
来週まで行われるGEISAI大学の今回のゲストはvisvimの中村ヒロキさん。
先週のWTAPSの西山さんの回を聴衆した際は
これまでの成り立ち、物作りの裏側の背景などを話されていて、
端的に要約するとファッションという枠よりも個人の系譜の話に
終始していた内容だった回に対して
今回は中村さんのプライベート話はほぼ無く、
ブランド、プロダクトの商品・製品のプレゼンに終始。
作っている本人にプレゼンをされると
その論理的な話と雰囲気の相乗効果で
圧倒的に納得させられてしまう。
何か1点でもvisvimの商品を買ってみようかな、と
思わず考えてしまう程のロジックにため息がでる。
しかし、何かがつまらない。
確かに理論整然とした話に思わず納得こそしたものの
でも、その手の話って
わざわざお金払ってまで聞きたかったというと
そうでもない。むしろ、「えッ、そんな話していいのか」
と思えるような水を注すような話がでる事を期待している自分に
開始40分が過ぎた頃にやっと気付いた。
前回の西山さんの時のような
司会の鈴木さんと微妙に会話がずれている中でふと立ち上がる
「あれっ、かみ合ってないぞ」的な瞬間と言えばいいのか・・・。
確かに、中村さんは独特の雰囲気がある人で
恐らく頭も良くて、人を巻き込む力を持っている事は
会場にいた人たちの大部分が感じられたと思うけれども、
じゃ、この人はどんな事をしてどんな生活を送る事が
気持ちいいのか想像しづらい。
プライベートな事が知りたいわけではないし、
どんな音楽が好きか、どんな遊びが好きかとか
そういう話を聞きたいとは思わないけれども、
冷水をたらされたような思わずキュンとする瞬間が無いと
個人的には現実味が湧かない。
そんな事を考えていたら、質疑応答でも気分が盛り上がらず
中村さんにとって嫌悪する人、溺愛する人について
話してもらいたかった気はしたけれど出来なかった。
どことなく消化不良の感じを残したまま退場。
あと一回に期待します。
その後、六本木のDOPEBERに行ってみる。
例の森永さんの本でASSHさんの事を書いていたので
会えるかと思い行ってみたが、
1ヶ月遅く、ASSHさんは辞めていた。
リアルなホーボー。でも残念。
結局一杯だけ飲んで家路につく。
どうやら次の事に備えろと言う事らしい。
弟との曖昧な電話のあと
今日の反省を施し布団にもぐり込む休日。
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